2012-01-03

Core i7 においてタイマー割込が起こらなくなる

Scientific Linux 6.0 を使用し始めてから, ときどき動作が遅くなることがあった. CentOS 5.6 を使用していた時は問題なかったのだが. キーを押してから画面に表示されるまで 500 ms くらいかかる. ログにはとくに目立った情報が出てこない. 6.0 から 6.1 にアップデートしても, 改善されない. irqbalance を起動しないようにする (chkconfig irqbalance off) と, 頻度がやや下がる.

watch -d cat /proc/interruptsで割込を見ていた所, IR-IO-APIC-edge timer 割込が停止することが分かった. 私は Scientific Linux 6 + Core i7 960 + nVidia GTX 260 を使用していてこの現象に遭遇したのだが, Ubuntu 10.10 + Core i7 930 + nVidia GTX 460 でも起こっているようだ. なお, 私の手元の別のマシン Scientific Linux 6 + Xeon X5260 は正常に動作している.

kernel が 2.6.32-131.21.1.el6.x86_64 から 2.6.32-220.2.1.el6.x86_64 にアップデートされたので, しばらく様子をみてみよう...

追記 (2013-08-14)
最近は問題なく使用できている.


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