2012-05-15

低消費電力サーバ

サーバマシン, とくに, 家庭, SOHO でのサーバは小規模なものであり, 高パフォーマンスが要求されない用途 (メール, ゲートウェイ, ウェブなど) も多数ある. このような場合には, ノートPCを使用することも有力な選択肢である. 以下に挙げる利点がある.
  • 低消費電力
  • バッテリ付き (UPSを購入する必要がない)

ラップトップモード

ラップトップモードの設定
echo 5 > /proc/sys/vm/laptop_mode

CPU周波数

CPU周波数を最小にする. (1000000の部分は /sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_available_frequencies の中の最小値を選択.)
modprobe acpi_cpufreq
for i in /sys/devices/system/cpu/cpu*/cpufreq/scaling_max_freq ; do
    echo 1000000 >$i
done

HDD

HDDの書き込みをまとめる (HDDが省電力状態に入りやすくなる)
echo 2500 > /proc/sys/vm/dirty_writeback_centisecs
SCSI/SATAの電力管理を省電力優先にする.
for i in /sys/class/scsi_host/host*/link_power_management_policy; do
 echo min_power >$i
done

バッテリ

Thinkpad であれば, バッテリの充電開始・充電終了の基準を設定. 深い充電・放電を行うと, 寿命が縮むと言われている.
modprobe tp_smapi
echo 50 >/sys/devices/platform/smapi/BAT0/start_charge_thresh
echo 80 >/sys/devices/platform/smapi/BAT0/stop_charge_thresh

参考

0 件のコメント:

コメントを投稿