- まず, MACアドレスを特定する.
$ ping -c 1 192.168.0.100 $ arp 192.168.0.100
この時に出力されるMACアドレス (HWaddress) が時とともに (数分〜) 別のものに変わる. このMACアドレス (偽物の方) をメモする.
たいていの機器ではこのMACアドレスがラベルに書かれているが, 機器がたくさんある場合や, 探しまわっても見つからないこともある. その時は, 以下の手順に進む. - 偽物のMACアドレスを, arp テーブルに設定する. (ここでは, 01:23:45:67:89:ab とする.)
# arp -s 192.168.0.100 01:23:45:67:89:ab
この代わりに, 本物のMACアドレスをもったマシンをネットワークから切り離しても良い. - ping を送る. 応答が来たら音が鳴るように,
tr
へパイプする.$ ping 192.168.0.100 | tr : '\a'
この時点でもし音がならない場合は,# modprobe pcspkr
を実行してから, もう一度試す. - ハブにおいて, 音と同期して点滅するポートを探す. もしデータ転送量が多いなどで見つけにくい場合は, ハブにつながっているLANケーブルを1本ずつ抜き差しし, 音が鳴らなくなるものを探す.
2013-06-06
PingコマンドによるIPアドレス重複の調査
同一のIPアドレスが複数のマシンに重複して割り当てられてしまうという事故が起こった場合の対処方法を説明する.
以下では, 192.168.0.100 が重複して割り当てられている場合を例にして,
RHEL 6 にて調査する方法を説明する.
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