SL6をインストールし, sambaサーバを構築する方法をメモしようと思ったが,
まだ途中.
- Scientific Linux 6 のインストール
- このページの「Latest Supported Releases」からインストール用メディアをダウンロードし, CDまたはDVDに書き込む.
i386かx86_64かの選択は, マシンのCPUによる. 32bit (Jonah以前) ならi386, 64bit (Merom以降) ならx86_64を選ぶ.
初めての場合, *-Install-DVD.iso がおすすめ.
*-boot.iso でも良いが, 設定項目が多い.
- インストールを行う.
- パーティションは,
/home
をできるかぎり大きめに, /
は4GBから8GB程度で良い.
- 構成は, Minimum.
- rootでログインし, 管理者用アカウントを追加.
-
以下のように表示されたら, ユーザ名「root」とインストール時に設定したパスワードを入力する.
Scientific Linux release 6.5 (Carbon)
Kernel 2.6.32-431.el6.i686 on an i686
Login:
- ユーザを追加 (ここではtaroとしたが, 何でも良い. 通常は管理者の名前にする.)
# adduser taro
# passwd taro
New password:
Retype new password:
(#以降の部分を入力する)
- taro を sudoers に追加する.
# visudo
エディタ (vi) が起動するので, 以下の1行を書き加える.
taro ALL=(ALL) ALL
viの使い方を簡単に述べる: G (shfitを押しながら) を押して最下行に移動, oを押して入力モードを開始, 上記1行を入力し, ESCを押してコマンドモードに戻る.
「:wq」と入力して保存・終了. コマンドモード中は, jk で上下移動, hlで左右移動である.
- 一度ログアウト
# logout
(Ctrl+Dを押しても良い)
- 追加したユーザでログインし, 以下の作業を行う.
これ以降の操作は, SSHでログインし, 他のマシンからでも可能.
Windows用のSSHクライアントもある.
- まずはアップデート
$ sudo yum update
$ sudo shutdown -r now
アップデートをすべて反映させるため, 再起動する.
(たいていのアップデートには再起動は不要だが, kernel などのアップデートには再起動が必要.)
- 必要なパッケージをインストール
$ sudo yum install ntp samba man
- NTPの起動
$ sudo chkconfig ntpd on
$ sudo service ntpd start
(1行目は, システム起動時にNTPDが起動するように設定. 2行目は, NTPDを (すぐに) 起動.
- sambaの起動
$ sudo chkconfig smb on
$ sudo service smb start
- sambaでアクセスする際のアカウントを作成 (この例ではkyoto)
$ sudo adduser kyoto
$ sudo smbpasswd -a kyoto
複数のアカウントを作成する場合, 上記2コマンドを繰り返す.
- SElinuxの設定
$ sudo setsebool -P samba_enable_home_dirs 1
- ファイアウォールの設定
$ sudoedit /etc/sysconfig/iptables
以下の太字の部分を書き足す.
*filter
:INPUT ACCEPT [0:0]
:FORWARD ACCEPT [0:0]
:OUTPUT ACCEPT [0:0]
-A INPUT -m state --state ESTABLISHED,RELATED -j ACCEPT
-A INPUT -p icmp -j ACCEPT
-A INPUT -i lo -j ACCEPT
-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 22 -j ACCEPT
-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp -m multiport --dports 139,445 -j ACCEPT
-A INPUT -j REJECT --reject-with icmp-host-prohibited
-A FORWARD -j REJECT --reject-with icmp-host-prohibited
COMMIT
$ sudo service iptables reload
- IPアドレスの設定など
固定IPアドレスを設定を /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
に記述する. HWADDR
などはそのままにする.
DEVICE="eth0"
BOOTPROTO="static"
HWADDR="xx:xx:xx:xx:xx:xx"
NM_CONTROLLED="no"
ONBOOT="yes"
TYPE="Ethernet"
BROADCAST="192.168.0.255"
DNS1="192.168.0.1"
DNS2="8.8.4.4"
IPADDR="192.168.0.11"
NETMASK="255.255.255.0"
- ホスト名とデフォルトゲートウェイを
/etc/sysconfig/network
に記述する.
NETWORKING=yes
HOSTNAME=host1.example.com
GATEWAY=192.168.0.1
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