ライブラリ (この例ではx264) のビルド・インストールをする.
以下の例では, /usr/local/x264/2018092
の下にインストールする設定でビルド・インストールする.
$ mkdir b && cd b $ ../configure --prefix=/usr/local/x264/20180923 $ make $ sudo make install
上記のライブラリをリンクするソフト (この例ではffmpeg) のビルド・インストールをする.
$ mkdir b && cd b $ PKG_CONFIG_PATH=/usr/local/x264/20180923/lib/pkgconfig: ../configure --enable-libx264 --prefix=/usr/local/ffmpeg/4.0.git $ make $ sudo make install例で使用したffmpegでは
--extra-cflags
と--extra-ldflags
というオプションでx264のパスを設定することもできるが,
pkg-configを使用したほうが, よりライブラリ開発者の意図した設定でビルドすることができる.
あとは, 以下のようなラッパーを用意しておく.
#! /bin/bash export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/ffmpeg/4.0.git/lib:/usr/local/x264/20180923/lib: exec /usr/local/ffmpeg/4.0.git/bin/"$(basename "$0")" "$@"