RHEL7のクローンであるSL7にて, Cadence Virtuoso 6.1.5 を動作させた.
Virtuoso の起動時,
sysname
というシェルスクリプトがKernelのバージョンからOSの種類を判定しているのだが,
3.10
は対応していなかった.
以下のように書き換えることで, SL7でも起動するようになった.
--- IC06.15.171-615_lnx86.Hotfix/oa_v22.41.033/bin/sysname 2013-03-27 09:19:10.000000000 +0900
+++ IC06.15.171-615_lnx86.Hotfix/oa_v22.41.033/bin/sysname 2014-08-15 14:49:14.259021502 +0900
@@ -199,7 +199,7 @@
case $version in
2.4*) compiler="_gcc411"
sysname="linux_rhel30$compiler"; sysnames="$sysname linux$compiler";;
- 2.6*|3.0*) compiler="_gcc44x"
+ 2.6*|3.0*|3.10.*) compiler="_gcc44x"
sysname="linux_rhel40$compiler"; sysnames="$sysname linux$compiler";;
*) check_global;;
esac;;
バージョン番号がハードコードされており, 2.6 または 3.0 の場合には gcc-4.4, 2.4 の場合には, gcc-4.1.1 を使用すると書かれているようだ.
ここに, 3.10 を追加した.
ところで,
-64
オプションを付けておくと, 64ビット版で動作することが分かった.
これまで, 32ビットのライブラリをいちいちインストールしていたのだが, その必要はなかったようだ.
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