- リボンの [表示]->[スライドマスタ] から, スライドマスタを開く. (こうすると, このファイルの既定の設定を変えられる. もし個別に設定したければ, この手順は省略.)
- 箇条書き部分を選択し, 右クリック, [箇条書き]->[箇条書きと段落番号] をクリックする.
- [箇条書きと段落番号] というダイアログが出るので, 下にある [色] を [自動] から [黒] に変更する.
- あとは, [OK] をクリックし, スライドマスタを閉じる.
2015-02-26
PowerPoint: 箇条書きの丸印の色が文字色と一緒に変わる
PowerPoint 2007 のスライドの箇条書きにて, 1文字目の色を変えると, 箇条書きの丸印の色が一緒にかわってしまい, 不細工である.
この設定は, 以下のようにして, 変えられる.
2015-02-24
携帯メール・プロバイダメールは安全なの?
某サービスサイトでは, 「2013年6月10日より、セキュリティ強化の一環で、携帯アドレスの登録を推奨しています」と書いてある.
このサイトでは, 携帯メール > プロバイダメール > フリーメールの順でセキュリティが高いということになっていて,
それぞれの段階に応じて, 受けられるサービスが異なっている.
でも, 実際のところは本当にそうなのか?
まず携帯メールに関しては, パスワードの総当り攻撃は難しいのが現状であると思う.
多くの携帯キャリアは, 自ネットワークからしかメールサーバへアクセスできないようにしているので,
攻撃者が外部からメールを盗むことは難しそうだ.
でも, 最近は状況が変わってきているように思う.
各キャリアがWiFi経由での接続を推奨する傾向にあるので,
メールサーバへインターネット経由でアクセスできるようにする必要が生じている.
具体的な問題の事例を挙げるなら, ドコモのSPモードメール誤配送,
SPモードメールに脆弱性などがある.
プロバイダメールはどうか...
いわゆるプロバイダメールは,
インターネットサービスプロバイダ (ISP) の提供するメールをいうが,
多くはPOP3やIMAPに対応していて, そのISPの外部からでもアクセスできることが多い.
フリーメールと何ら変わらないのではないか.
中小のISPも多いので, むしろ, セキュリティは後手に回っているのではないか.
フリーメールは, 大手が運営していることが多く,
セキュリティには敏感になっているように思う.
攻撃はたくさんうけているとしても, その対策にも力を入れているはずだ.
三井住友銀行インターネットバンクの他人のアカウントを凍結させる方法
三井住友銀行のインターネットバンクでは, ログインパスワードをなんどか間違えるとアカウントを停止させる措置をとるらしい.
ところで, 三井住友銀行の場合は支店番号と口座番号でログインできる.
支店番号や口座番号は, 某オークションの取引などで相手に伝えることもあるものなので, なかば公開された情報とも言える.
だれか悪意のある人が, 支店番号・口座番号・デタラメなパスワードをいれてなんどかログインを思考するだけで,
攻撃対象の人のインターネットバンクアカウントを停止させることが可能.
なお, 他の銀行 (三菱東京UFJ, みずほ, りそな, 住信SBI, 楽天など) では, 口座番号でのログインはできないので, このような問題はないだろう.
2015-02-21
Pythonなどのライトウェイト言語からウェブページのフォームを操作
定期的な送金をネットバンクで行うといった操作を定期的に行う場合, スクリプトで自動的に処理できたらいいなと思うことがある.
調べていると, Seleniumというツールキットを使うことで,
PythonをはじめRubyやJavaから, ウェブページを開いたりフォームを操作することができることが分かった.
Selenium というのは, ウェブサイトのテストを目的として作られたらしく,
ブラウザを起動して, URLを開いたりフォームの操作ができるらしい.
RHEL7では, 以下のようにしてインストールできる.
ヘッドレスのサーバで動かすなら, 予めVNCサーバなどを起動しておくのが良いだろう. そして, Cronから起動するときに, 環境変数
- PIPをEPELからインストール
$ sudo yum --enablerepo=epel install python-pip
- SeleniumをPIPでインストール
$ sudo pip install -U selenium
- Firefoxドライバをインストール
geckodriverのリリースから最新版を取得する。cd /tmp wget https://github.com/mozilla/geckodriver/releases/download/v0.31.0/geckodriver-v0.31.0-linux64.tar.gz cd $HOME/.local/bin tar xzf /tmp/geckodriver-v0.31.0-linux64.tar.gz
ヘッドレスのサーバで動かすなら, 予めVNCサーバなどを起動しておくのが良いだろう. そして, Cronから起動するときに, 環境変数
DISPLAY
を設定する.
import os os.environ['DISPLAY'] = ':1.0'VNCサーバのウィンドウマネージャには,
twm
を使用してはいけない.
twm
では, webdriver.Firefox()
のところで,
新しく作られたウィンドウの配置場所選択の状態で停止してしまう.
ウィンドウマネージャは何も使わないか, XFCEなどにするのが良い.
また, xlock
の動作中でも, 失敗した.
私の~/.vnc/xstartup
を以下に例示する.
#!/bin/sh [ -x /etc/vnc/xstartup ] && exec /etc/vnc/xstartup [ -r $HOME/.Xresources ] && xrdb $HOME/.Xresources xsetroot -solid grey # TWM blocks window created by selenium so that I do not use any window managers. # twm &余談だが, 定期的な送金を自動で行いたい場合, 住信SBIネット銀行がおすすめ. 定額自動振込の機能がすでに提供されている.
2015-02-18
USB電力不足時のメッセージ
Linux マシンに機器を接続した場合,
もし電力不足のときは, 以下のようなメッセージがカーネルのバッファに出る.
コマンド
dmesg
で確認できる.
[332998.456775] usb 3-1.3: new high-speed USB device number 5 using xhci_hcd ... [332998.469247] usb 3-1.3: rejected 1 configuration due to insufficient available bus power [332998.469251] usb 3-1.3: no configuration chosen from 1 choice
Excelの複数セルに渡った様式に散文を入れる
事務的な手続きをしていると,
各種様式がExcelのシートで送られて来ることがある.
その中でも入力に苦労するのが, 長い文章を入力する枠が, 複数のセルにわかれているもの.
1行が1セルに対応しているが, セル毎に文字を入れると, 印刷時に幅が綺麗に揃わないし, そもそも1箇所変更するとそれ以降すべてを入力し直さなければならない:-(
こんなとき, 複数行を入力できるテキストボックスを使うと少しは楽になる.
- セルの高さが何ポイントかを予め調べておく.
- まず, テキストボックスを作る. 背景を透明にすると, 上記の例のように点線が引かれているようなフォーマットでもOK.
- 右クリックし「段落(P)...」を選ぶ.
- 「インデントと行間隔」というタブに行間隔を設定できるので, ここで「固定値」を選び, 予め調べておいた高さを入力する. なお, 印刷するとずれるので, 印刷プレビューを見ながら微調整が必要.
2015-02-17
故障したHDDのSMART
あるサーバのHDDの異常で動作が怪しくなった.
fsckを使ってなんとか起動したが, SMARTを見てみると, 以下のようになっていた.
=== START OF INFORMATION SECTION === Device Model: ST31000524AS Serial Number: xxxxxxxx Firmware Version: HP64 User Capacity: 1,000,204,886,016 bytes Device is: Not in smartctl database [for details use: -P showall] ATA Version is: 8 ATA Standard is: ATA-8-ACS revision 4 Local Time is: Tue Feb 17 19:06:41 2015 JST ... SMART Attributes Data Structure revision number: 10 Vendor Specific SMART Attributes with Thresholds: ID# ATTRIBUTE_NAME FLAG VALUE WORST THRESH TYPE UPDATED WHEN_FAILED RAW_VALUE 1 Raw_Read_Error_Rate 0x002f 088 086 006 Pre-fail Always - 15941795 3 Spin_Up_Time 0x0023 100 100 000 Pre-fail Always - 0 4 Start_Stop_Count 0x0032 100 100 020 Old_age Always - 58 5 Reallocated_Sector_Ct 0x0033 001 001 036 Pre-fail Always FAILING_NOW 4094 7 Seek_Error_Rate 0x002f 078 060 030 Pre-fail Always - 71770086 9 Power_On_Hours 0x0032 082 082 000 Old_age Always - 16194 10 Spin_Retry_Count 0x0033 100 100 097 Pre-fail Always - 0 12 Power_Cycle_Count 0x0032 100 100 020 Old_age Always - 58 180 Unused_Rsvd_Blk_Cnt_Tot 0x002b 100 100 000 Pre-fail Always - 1721951280 183 Runtime_Bad_Block 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 0 184 End-to-End_Error 0x0033 100 100 097 Pre-fail Always - 0 187 Reported_Uncorrect 0x0032 001 001 000 Old_age Always - 1901 188 Command_Timeout 0x0032 100 094 000 Old_age Always - 38655819799 189 High_Fly_Writes 0x003a 099 099 000 Old_age Always - 1 190 Airflow_Temperature_Cel 0x0022 074 066 045 Old_age Always - 26 (Lifetime Min/Max 26/26) 194 Temperature_Celsius 0x0022 026 040 000 Old_age Always - 26 (0 11 0 0) 195 Hardware_ECC_Recovered 0x003a 051 021 000 Old_age Always - 15941795 196 Reallocated_Event_Count 0x0032 001 001 036 Old_age Always FAILING_NOW 4094 197 Current_Pending_Sector 0x0032 100 097 000 Old_age Always - 1 198 Offline_Uncorrectable 0x0030 100 100 000 Old_age Offline - 207 199 UDMA_CRC_Error_Count 0x0032 200 200 000 Old_age Always - 0 SMART Error Log Version: 1 ATA Error Count: 200 (device log contains only the most recent five errors) CR = Command Register [HEX] FR = Features Register [HEX] SC = Sector Count Register [HEX] SN = Sector Number Register [HEX] CL = Cylinder Low Register [HEX] CH = Cylinder High Register [HEX] DH = Device/Head Register [HEX] DC = Device Command Register [HEX] ER = Error register [HEX] ST = Status register [HEX] Powered_Up_Time is measured from power on, and printed as DDd+hh:mm:SS.sss where DD=days, hh=hours, mm=minutes, SS=sec, and sss=millisec. It "wraps" after 49.710 days. Error 200 occurred at disk power-on lifetime: 16194 hours (674 days + 18 hours) When the command that caused the error occurred, the device was active or idle. After command completion occurred, registers were: ER ST SC SN CL CH DH -- -- -- -- -- -- -- 40 51 00 ff ff ff 0f Commands leading to the command that caused the error were: CR FR SC SN CL CH DH DC Powered_Up_Time Command/Feature_Name -- -- -- -- -- -- -- -- ---------------- -------------------- 60 00 08 ff ff ff 4f 00 01:41:47.658 READ FPDMA QUEUED 2f 00 01 10 00 00 00 00 01:41:47.625 READ LOG EXT 60 00 08 ff ff ff 4f 00 01:41:44.947 READ FPDMA QUEUED 60 00 08 f0 74 87 4e 00 01:41:44.928 READ FPDMA QUEUED 60 00 08 e8 74 87 4e 00 01:41:44.918 READ FPDMA QUEUED ... SMART Self-test log structure revision number 1 Num Test_Description Status Remaining LifeTime(hours) LBA_of_first_error # 1 Extended offline Completed without error 00% 17 - # 2 Short offline Completed without error 00% 4 - # 3 Extended offline Aborted by host 90% 2 -どうやら, 数週間前から, 以下のようなログが /var/log/messages に出ていたようだ.
Feb 7 13:34:49 localhost smartd[3459]: Device: /dev/sda [SAT], 1 Currently unreadable (pending) sectors Feb 7 13:34:49 localhost smartd[3459]: Device: /dev/sda [SAT], 207 Offline uncorrectable sectors
2015-02-13
pLaTeXのコードをオンラインでコンパイル
pLaTeXのコードをオンラインでコンパイルして, SVGやEMFでダウンロードできるサイトがある:
tex2svg/emf.
こういうのがあると,
コマンドをサーバで実行できないものかと考えたくなる.
(他人のサーバに送ると不正アクセスとなる可能性があるので, 手元のLaTeXで検証してみた.)
\write18
を使う方法:
\documentclass{article} \immediate\write18{ls > scriptoutput.tex} \begin{document} \input{scriptoutput.tex} \end{document}以下のように,
\write18
は制限されているとメッセージが出た.
restricted \write18 enabled.Runpopenを使う方法:
\documentclass{article} \begin{document} \input{|"/bin/ls"} \end{document}これもダメ
runpopen command not allowed: /bin/lsどうやら, platexを実行するときにオプション
--enable-pipes --shell-escape
を付けないといけないらしい.
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