使い捨てカイロ
鉄を袋の中で徐々に参加させることで発熱する。 まとめ買いすれば、1個あたり20円くらい。電気カイロ
リチウムイオン電池に充電しておき、内蔵のヒーターにより発熱する。 ラインナップが豊富だが、 今回は7800mAhで3000円のものを比較に取り上げる。 蓄えられるエネルギーは、オイル充填式カイロ
ベンジン (ナフサ、ガソリンとも呼ばれる) を白金触媒により酸化させることで発熱する。酸化反応を開始するために最初だけ火で加熱させるが、使用中に炎が出ているわけではない。 白金カイロminiを例に比較する。持続時間12時間で他のカイロと比較しやすいので。 燃料は500ml入が640円くらいで販売されているので、1回あたり12.5ml使用する場合の1回あたりのコストは、いちど発熱が始まると、燃料を使い切るまで発熱し続ける。電気カイロのようにon/offを繰り返すような使い方 (通勤・通学の行きと帰りだけ使用するなど) には不便かもしれない。
比較
コスト、熱量など、表にまとめる。 熱量の点ではオイル充填式カイロが最も高い。この比較では白金カイロminiだが、standardは2倍になる。また、コスト1円あたりの熱量で比べても、オイル充填式カイロの方が良い。使い捨てカイロ | 電気カイロ | オイル充填式カイロ | |
---|---|---|---|
時間 | 12h | 12h | 12h |
1回あたりコスト | 20円 | 13円 | 22円 |
本体価格 | n/a | 3000円 | 2400円 |
質量 | 40g | 250g | 70g |
1回あたり熱量 | 60-70kJ | 100kJ | 433kJ |
熱量/コスト | 3.3kJ/円 | 8.0kJ/円 | 19kJ/円 |
使用シナリオ
使用するシナリオを想定し、どのカイロが良いか考えてみる。通勤・通学
朝・夕方に1時間づつなど、断続的な使用であれば、電気カイロが良いだろう。使用するときだけonにすれば良い。 初期費用は使い捨てカイロより高いが、上記の例では150回使用すれば使い捨てカイロと同じコストになる。レジャーなど
もし継続的にカイロを使用する必要が無いのであれば、使い捨てカイロが良いだろう。外の仕事
外で働くなど長時間にわたってカイロを使用したいのであれば、オイル充填式カイロが良いと思う。 いちど発熱が始まると燃料を使い切るまで発熱し続ける。途中で止めるわけにはいかない。広告