2020-09-26

WZR-600DHPのスイッチングハブにVLANを設定

Buffalo製の無線LAN付ルーター WZR-600DHP に OpenWrt をインストールし、スイッチングハブにVLANを設定した。

機材など

WZR-600DHP

中古だと2000円くらいで売られているWZR-600DHPを使用した。 そのままではVLANは使用できないので、サードパーティのファームウェアをインストールする。

Open Wrt

使用したファームウェアは OpenWrt Chaos Calmer 15.05 / LuCI で、数年前にtftpでインストールしたと思う。

注意

ファームウェアを書き換えた機器は技適が有効かどうか微妙なので、伝播を発信する状態で使用するべきではない。

OpenWrt上でVLANの設定

ウェブ上で設定できるので、特に説明の必要は無いかもしれない。
  1. メニューのNetwork -> Switchからスイッチングハブの設定を開く。
  2. VLANを有効にする。
  3. VLANの設定を割り当てる。

    一般的に、各ポートのtagged/untaggedの割当には以下のような制約があるらしい。
    • 各ポートには、複数のtaggedを割り当てられる。
    • 各ポート毎に、untaggedは1個しか割り当てられず、その場合taggedは割り当てられない。
    • Taggedポートにタグ付きのパケットが届いた場合は、そのVLANが割り当てられていれば、タグで指定されたVLANへのパケットとして処理する。
    • Untaggedポートにタグ無しのパケットが届いた場合、割り当てられたVLANへのパケットとして処理する。
    • それ以外の場合は、パケットを破棄する。例えばtaggedポートにタグ無しのパケットが届いた場合など。
  4. あとは Save & Apply で設定を保存・有効にするだけ。
Linuxマシンは8021qモジュールでVLANを使用できる。以下に設定方法についての記事をいくつか載せる。
  1. 802.1q VLAN タグのセットアップ
  2. Ubuntuを複数VLAN/SSID吹けるAPにしてみる