Buffalo製の無線LAN付ルーター WZR-600DHP に OpenWrt をインストールし、スイッチングハブにVLANを設定した。
機材など
WZR-600DHP
中古だと2000円くらいで売られているWZR-600DHPを使用した。
そのままではVLANは使用できないので、サードパーティのファームウェアをインストールする。
Open Wrt
使用したファームウェアは OpenWrt Chaos Calmer 15.05 / LuCI で、数年前にtftpでインストールしたと思う。
注意
ファームウェアを書き換えた機器は技適が有効かどうか微妙なので、伝播を発信する状態で使用するべきではない。
OpenWrt上でVLANの設定
ウェブ上で設定できるので、特に説明の必要は無いかもしれない。
- メニューのNetwork -> Switchからスイッチングハブの設定を開く。
- VLANを有効にする。
- VLANの設定を割り当てる。
一般的に、各ポートのtagged/untaggedの割当には以下のような制約があるらしい。
- 各ポートには、複数のtaggedを割り当てられる。
- 各ポート毎に、untaggedは1個しか割り当てられず、その場合taggedは割り当てられない。
- Taggedポートにタグ付きのパケットが届いた場合は、そのVLANが割り当てられていれば、タグで指定されたVLANへのパケットとして処理する。
- Untaggedポートにタグ無しのパケットが届いた場合、割り当てられたVLANへのパケットとして処理する。
- それ以外の場合は、パケットを破棄する。例えばtaggedポートにタグ無しのパケットが届いた場合など。
- あとは Save & Apply で設定を保存・有効にするだけ。
Linuxマシンは8021qモジュールでVLANを使用できる。以下に設定方法についての記事をいくつか載せる。
- 802.1q VLAN タグのセットアップ
- Ubuntuを複数VLAN/SSID吹けるAPにしてみる