GV-MVP/RX は
MPEG エンコーダチップを搭載した,
TV チューナボード (アナログ).
これを
Vine Linux 5.1
から使用してみた.
Vine Linux 4.2 ではこのチューナを使用できていたが,
Vine Linux 5.1 でも使用できることがわかった.
ただし,
使用するコマンドが
4.2 のときと変わっているようだ.
関連するパッケージ
以下のパッケージを使用した.
すべて Vine Linux 5.1 のリポジトリから取得できる.
手順
- 上記パッケージをインストール
- IVTV ドライバをインストール
# modprobe ivtv
このあと, dmesg
でエラーが起こっていないか確認する.
おそらく, 以下のような出力が得られる.
ivtv0: Registered device video0 for encoder MPG (4096 kB)
ivtv0: Registered device video32 for encoder YUV (2048 kB)
ivtv0: Registered device vbi0 for encoder VBI (1024 kB)
ivtv0: Registered device video24 for encoder PCM (320 kB)
ivtv0: Initialized card #0: I/O Data GV-MVP/RX, GV-MVP/RX2W (dual tuner)
ivtv: End initialization
ivtv0: Loaded v4l-cx2341x-enc.fw firmware (376836 bytes)
ivtv0: Encoder revision: 0x02060039
- 周波数とチャンネルを設定
$ ivtv-tune -t japan-bcast -c 12
(この例では, 「12」がチャンネル.)
- 規格を設定 (1行目が一覧の取得,
2行目が設定,
3行目が設定値の読みだし.)
$ v4l2-ctl --list-standards
$ v4l2-ctl -s 2
$ v4l2-ctl -S
- チューナからの入力を選択
$ v4l2-ctl -n
$ v4l2-ctl -i 0
$ v4l2-ctl -I
- ファイルへ MPEG ストリームを保存
$ dd if=/dev/video0 of=stream.mpeg
- MPEG プレーヤで再生する.
$ ffplay stream.mpeg