2013-06-04

私のlatexmkrc

latexmk というプログラムを使うと, コマンドひとつで LaTeX のソースファイルのコンパイル, PDF の作成などを行うことができる. 実行してみると *.fdb_latexmk というファイルが生成されていて MD5 が書かれていたので, 中間ファイルや依存ファイルの MD5 が変わったかどうかを見てコンパイルするかどうか, もう一度コンパイルし直すかどうかを判断する.

作業ディレクトリにlatexmkrcというファイルを用意しておくと, 使用するコマンドをカスタマイズできる. 以下に私が使用しているlatexmkrcの例を示す.

#!/usr/bin/env perl

$latex  = 'platex -halt-on-error %O %S';
$bibtex  = 'pbibtex %O %B';
$dvipdf  = 'dvipdfmx %O %S';
$pdf_mode = 3;

$ENV{"LANG"} = "ja_JP.UTF-8";
  • 日本語を書くので, platex, pbibtex, dvipdfmxを使用する. これを上記の様に設定する.
  • pdf_modeを3に設定することで, DVIPDFによりPDFを生成する.
  • 念の為, 環境変数LANGをja_JP.UTF-8に設定しておく.
  • その他の設定は, latexmkの中身 (perlで書かれている) を読んで調べれば良い. なお, latex ではなく platex を使用したい場合は,
    latexmk -latex=platex
    
    とすれば良いようだ.

    また, 英語で論文などを書くときには, 以下のlatexmkrcを使っている.

    #!/usr/bin/env perl
    
    $latex  = 'latex -halt-on-error %O %S';
    $bibtex  = 'bibtex %O %B';
    $dvipdf  = 'dvipdfmx %O %S';
    $pdf_mode = 3;
    
  • 0 件のコメント:

    コメントを投稿